先日初診の患者さん、以前は東京にお住まいで鍼治療を受けられていました。大阪に転居され、また鍼治療を再開したいと来院。鍼灸わかばの鍼は刺す数が少ないので鍼灸経験者の方には、以前受けていた治療と違いがある事をご説明します。するとその患者さん、「以前もそうでした」との事。よくよく伺ってみますと、東京でも北辰会に所属する先生の鍼灸院に通っていて、大阪でも北辰会の鍼が受けられるところを探して鍼灸わかばに来られたとの事でした!
北辰会とは、藤本蓮風先生が立ち上げた鍼灸団体です。現代中医学を基礎理論とし、脈や舌などあらゆる身体の反応を診て少ない鍼で治療を行います。鍼灸わかばの治療はこの北辰会方式に則った治療法です。
「東京で、身体を治すにはもう鍼しかないかなと思って鍼灸を受けたのですがあまり効果がありませんでした。やっぱりだめなのかと思ったんですが、もう1回だけと違う鍼灸院に行ってみたら劇的に改善したんです。それが北辰会の先生の鍼でした」
よくぞ北辰会の鍼灸院を見つけてくださいました!患者さんの元気になりたい思いが、導いたのでしょうね。時々北辰会の鍼を探して来ましたという患者さんがおられます。鍼灸治療には色々な流派・やり方があり、千差万別・玉石混淆です。患者さんが北辰会の鍼の良さを分かってくださるのは、とても嬉しく励みになります♪
これからも北辰会の鍼で、どんどんお元気になって頂きたいと思います!
(先日鍼灸わかばの近くで開催されていた、木口木版展の作品です)